久留米のかっちゃん

何らかの理由で不登校を経験したり、高校を中退した人のために高卒認定取得や高校卒業資格を取って前に進めるように支援している久留米中央高等学院のスタッフが日々の想いを伝えます。

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農業体験〜餅つき〜

11月26日(土)

素晴らしい秋晴れのもと、生徒たちと一緒に熊本県山鹿に行ってきました。

この日は1年通して参加していた、農業体験の最終回。

6月に田植えをし、9月に案山子作り、10月に稲刈りをし、今回ができたお米でのお餅つきでした!

お餅をつく機会なんてそうそうない生徒たち。

重たい杵を持ち、少しふらつきながらも一生懸命にお餅をついていました。

中には、すごく腰の入ったたくましいお餅つきをしてくれた男の子もいました。

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自分たちで植えたお米を自分たちでお餅にして食べる!

それはそれは、とってもおいしいお餅でした。

すごく気持ちのいい天気のもとで地元の農家の方たちや他の参加者さんたちと交流しながら食べるお餅。

格別な味がしました!

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こうやって、自然の中でたくさんのあったかい人たちと一緒にお餅をつき、食べる。

たくさんの笑顔に出会えました。

なんだか心がほっこりするひとときでした。





自然の中で体を動かし、のんびりとする。

ゆったりとした時間を過ごすことの大切さを改めて実感しました。


また来年の農業体験が楽しみです。



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踏ん張り

ここ久留米中央高等学院には毎日のように相談者の方が見えます。
親御さんが見えたり、子どもさんと一緒だったり、祖父母さん、またご親戚の方が同席されたり。
子どもさんの言葉の中で一番耳にするのは、

「今の学校が合わない」

自分を相手に合わせて精一杯努力してみても
いっぱいいっぱいになって、ふと気がつけば自分が無くなっていると感じたり。
精根尽き果てて、具合が悪くなったり、疲れたりしています。

そういう時は、まず心と体を休ませて、子どもが安心するように家庭の中を
整えるのが大事です。
そしてまたエネルギーがでてきたら・・・ここは時間をかけて待たなければいけないところですが、
私たちにできることは「行けるところで、ゆっくり前に進もう」
という姿勢で接することです。これは私たちの「基本」です。

しかしながら長年そういった声を聞いてきて、思うことがあります。
昔と比べて、経済的に発展している現代において、
親御さんたちに余裕があります。
例えば、レストランに連れて行くなど。
たまにならば子どもたちも喜び、家族のコミュニケーション作りにもいいことですが、
もしかしたら、毎週のように「よくあること」になってきているご家庭もあります。

最近の新聞に、こんなことが書いてありました。
お母さんが子どもにお弁当を作っています。
お母さんのお弁当が3日続いた後、お母さんが子どもさんに尋ねました。
「次はお母さんのお弁当とコンビニのお弁当とどっちがいい?」
子どもさんは「コンビニ!」と答えました。
お母さんがこう尋ねた理由は、自分の弁当が3日間続いたから子どもに悪いかなと
思われたそうです。

レストランとお弁当。挙げたのは二つの例だけですが、
共通して言えるのは、子どもに選択肢が増えたということです。
昔なら無かった選択肢を子どもに与えているのかもしれません。
食卓に上がったものを食べたくなかったら、「食べなくてもいいよ」と言われた。
お母さんにお弁当を作ってもらえることがありがたかった。
そういう時代とつい比べてみてしまいます。

選択肢を与えられた日々の中で、その自由さを子どもが履き違える。
そこに、子どもが問題を抱えた時に、踏ん張ることができない・・・要因があるのではないかと
思ってしまいます。





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高校受験を控えた不登校の長男

学院長の連載記事をご紹介します / 西日本新聞ぽしぇっと こんな時Q&A(平成22年1月22日掲載)

Q:中学3年生の長男が2年生の5月の連休明けから学校へ行けなくなりました。息子は週3回ほど相談室に通っていましたが、ほとんど学力は身についていないようです。先日、学校の担任の先生から「高校受験はどうされますか」と聞かれました。このままでは合格する高校もないと思います。また、中学1年生の下の子もクラブの友人関係が原因で2学期の初めから学校へ行っていません。

A:お話を伺うと、ご両親と2人の息子さんの4人家族ですが、息子さんと父親との関係がうまくいっていないようでした。父親は厳しく自分の価値観を押し付け、お金にうるさく、他人と比較した言葉を子どもたちが小さいころから言っているようで、2人の息子さんは反感をもっているように思いました。

このような家庭の空気の中で育つとすべてに自信が無く、自己主張も少なく、特に人間関係においてバランスよく接することができない子どもになりがちです。子どもには家庭の中でよく褒められ、感謝の言葉を聞き、信頼されることなどを通し、親子のかかわり方を学ぶ環境が必要です。今からでも遅くありません。親子の信頼を取り戻す唯一の方法は、1人の人間として子どもさんの存在を認め、温かい言葉遣いで接し、穏やかな家の空気作りを心がけてください。

進学や将来のことを案じられているようですが、この時期は毎年相談の内容が高校入試のことに集中します。担任の先生は迫りくる高校入試に向けて、みんなと一緒に高校入学をと受験のことを話されているものと思います。親御さんも「高校だけは」と思われていることでしょう。高校入試では学科試験が行われますが、入試についてはあまり恐れずに普通に挑戦してほしいと思います。

高校から一新してやろうと思われている子どもさんであれば、専願で受験されたらいかがでしょうか。どうしても高校進学ができない子どもさんには、文部科学省の高卒認定試験が年2回実施されます。この試験に合格すると専門学校や短大、大学への進学も可能です。ほかに通信制高校もあります。ただ、その準備として今からは基礎学習をすることが大切です。中学2年生から勉強していない場合は基礎ができていないことが多々あります。今からできることは、自宅に居ながらしてできるネット学習が最適だと思います。

中学1年生の弟さんも早めにネット学習を行い、基礎力と自信をつけ、学校復帰をしてほしいと思っています。とにかく家庭の中で抱え込まずに専門家に相談され、他人の智恵を借りることです。


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親の言動大きく影響

学院長の連載記事を紹介いたします / 西日本新聞ぽしぇっと こんなときQ&A(平成21年9月4日)

Q:中学2年生の娘の母親です。娘は中学1年生の6月から学校を休むようになり、現在は保健室に週3,4回ほど通っていますが、ほとんど学習していないようです。家でもインターネットをしたり、テレビを見たり、携帯でメールをしています。私とは普通に話しますが、父親には反発して全く会話がありません。


A:両親と本人の3人家族で、小学生のときはまじめで明るい子どもさんだったようです。ただ、一人っ子で、何でも前もって準備をしてあげるなど過保護に育てられ、子どもさんの要求を聞き入れる日々だったとのこと。一方で、子どもさんは自己主張が強く、クラブ活動でのテニス部の友人たちと協調できなかったことで、学校へ行けなくなったようです。
 「娘は父親と似てプライドが高い」とお母さんは話されています。父親は会社員で、仕事のストレスも手伝って、母親や子どもの前で他人を批判したり、テレビを見ては登場人物や話の内容に難癖を付けたり、自分の考えを家族に押し付けるそうです。母親が父親に意見すると怒るので、話にならないと困っておられました。時々、母親も「嫌だな」と息苦しくなるものの、逆らえず過ごしてきたとのことでした。
 父親が自分のフィルターにかけて他人を批判していることが、そのまま子どもさんの目線になったのではないでしょうか。そして、娘さんは他の人より自分が上と錯覚し、友人と協調できなくなっていると考えます。
 人生は人と人との関係で築かれていくもので、相手との違いを知り、それを受け入れることで、相手から与えられていることに気づかされ、学んでいくものです。
 家族関係は基本的には人と人との関係の最小単位ですから、父と母、父と子、母と子の三角関係を上手に作り上げることは一番大切なことなのです。幼いころから青少年期に形成される人格は深いレベルの親子の真剣で表裏の無いふれあいなどを通じてつくられていくものと思います。このふれあいの無い、一方通行の関係では豊かな人間関係を築くことはできないと思われます。親の言動や行動は、子どもたちに大きな影響を与えます。
 高校進学を控え、学習面については・・・。娘さんは中学1年から2年にかけて、不登校で学習をしていないようですから、1年の復習から行う必要があると考えます。家庭にインターネット環境さえあれば、自宅での学習は可能です。
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体を動かす

「体を動かす」ことはいい。そう、ずっと言われてきました。だからこの真実には普遍性があるのです。ところが、わかってはいても、なかなかやれないことのひとつでもあるのです。
学校に行けなくなると、お昼間はどうしても人の目が気になって外にでたくなくなります。その結果、家にいる時間がほとんど。ひとりでゲーム、友だちがきてもゲームをやることが多いのではないでしょうか。その生活には太陽の光は少なく、汗をかくこともなく、代謝も低下していると思われます。

学院では、生徒さんだけでなく、相談に来られた方々にウォーキング(1時間程度)を薦めています。実は学院長もスタッフもやっていて非常にいい効果を実感しているのです。朝起きが得意なかっちゃん(学院長)は早朝5時に、苦手は私は夕方か夜にスニーカーで飛び出します。やり始めて3ヶ月くらい経つと、体がいい調子になってきたなと自分で感じられます。体と心はつながっているとはよく言ったもので、心も元気になってきます。前は、「いろんなことが面倒で、体がだるくて」といった生徒さんの悩みにもとても共感できることがあった私にも、体が軽くなったことがとても心地よく、心までもが前向きに変わってきていることが分かるのです。例えば、やってみたいなということが増えたといいましょうか、いろんな情報を貪欲にキャッチしたがっている自分がいるし、興味津津なことには実際に動きだしたい気持でいっぱいになるのです。心だってワクワク始動したがっているのです。そんなとき、人はどんな感情でいるでしょうか。ずばり、なんだか楽しくなっているのです。
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