久留米のかっちゃん

何らかの理由で不登校を経験したり、高校を中退した人のために高卒認定取得や高校卒業資格を取って前に進めるように支援している久留米中央高等学院のスタッフが日々の想いを伝えます。

Ads by Google

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告
∧top | under∨

体を動かす

「体を動かす」ことはいい。そう、ずっと言われてきました。だからこの真実には普遍性があるのです。ところが、わかってはいても、なかなかやれないことのひとつでもあるのです。
学校に行けなくなると、お昼間はどうしても人の目が気になって外にでたくなくなります。その結果、家にいる時間がほとんど。ひとりでゲーム、友だちがきてもゲームをやることが多いのではないでしょうか。その生活には太陽の光は少なく、汗をかくこともなく、代謝も低下していると思われます。

学院では、生徒さんだけでなく、相談に来られた方々にウォーキング(1時間程度)を薦めています。実は学院長もスタッフもやっていて非常にいい効果を実感しているのです。朝起きが得意なかっちゃん(学院長)は早朝5時に、苦手は私は夕方か夜にスニーカーで飛び出します。やり始めて3ヶ月くらい経つと、体がいい調子になってきたなと自分で感じられます。体と心はつながっているとはよく言ったもので、心も元気になってきます。前は、「いろんなことが面倒で、体がだるくて」といった生徒さんの悩みにもとても共感できることがあった私にも、体が軽くなったことがとても心地よく、心までもが前向きに変わってきていることが分かるのです。例えば、やってみたいなということが増えたといいましょうか、いろんな情報を貪欲にキャッチしたがっている自分がいるし、興味津津なことには実際に動きだしたい気持でいっぱいになるのです。心だってワクワク始動したがっているのです。そんなとき、人はどんな感情でいるでしょうか。ずばり、なんだか楽しくなっているのです。
別窓 | 教育 | コメント:0 | トラックバック:0
∧top | under∨

家庭の空気を吸って、子どもは育つ

学院長の連載記事をご紹介します。 /  西日本新聞「ぽしぇっと」こんなときQ&A(平成21年6月5日付)


Q:高2の男の子と中2の男の子の両方が学校へ行っていません。親の言うことに反発し、言葉遣いで「クソ」「バカ」「ウザイ」「死ネ」「デテイケ」と汚い言い方を私や夫にします。昼夜逆転していて、親とまともな話ができません。夫は頑固で他の人の考えや話を聞いても自分を変えられない性格です。どのようにしたらいいでしょうか。

A:お話を伺いましたところ、子どもさんたちは友人の家でゲームをしたりして遊び、時々外泊し、親子の話し合いすらなされていないようでした。そして子どもさんの小さいときから親ごさんは子どもに対する期待が大きく、常に周りと比較してはイライラを募らせ、父親は厳しく自分の価値観を押しつけて、言うことを聞かないと怒るような言い方で教育をされているとのことでした。また、母親の方も言葉遣いが強く日常に優しさが感じられないような話し方で過ごされている様子でした。

このような空気の中では健全な家庭作り、子どもの教育はできないのではないでしょうか。まず第一が家庭内の空気作りです。夫婦間、親子間の互いを人格者として認め合った言葉遣い、挨拶や言動、そして家庭内の節目の行事、恩返しのできる人間作りなどは昔の親の中には確かに存在していたように思えます。言葉遣いにしても、言葉の内容にしても深く愛情に満ちていたようです。そして、親から子へと世代間にそれを伝えていっていたように思えます。

今の親御さん方は社会の時間の流れと同じ速さで、いやそれ以上の速さで合理性、利便性、即効性を求め、そしてよい結果を出すことのみの価値観に惑わされているように感じます。人が育つとは心を作ることです。人間の心は時代によっても異なりますが、心の原点(あるべき姿)はゆっくりと時間をかけて作り上げられるものなのです。社会や家庭で!子どもたちにとっては家庭という中で一番身近な親の空気を吸って生活しているものですから、親の性格や言葉遣い、考え方や行動など、そのまま子どもに伝わっていくものです(子は親の鏡)。

両親が凛とした言動をしていくことで、子から尊敬される家庭の空気を作っていけば必ずや子どもたちは自身の人生の価値を高めて歩いていくに違いありません。親として、大人として過ごしてきた時間をもとに経験豊かな智恵を使ってエネルギーを家庭に注ぎ込むことができれば、親子の信頼が構築でき、子も親の後姿を見て自分作りに邁進していくものだと思います。


別窓 | 教育 | コメント:0
∧top | under∨

学校のことは聞かないで

学院長の文章が、西日本新聞ぽしぇっと(平成21年5月8日付)に掲載されましたので、ご紹介いたします。

帰宅したら明るく迎えて
・・・学校のことは聞かないで


Q:中学3年の長男が10ヶ月ぶりに学校へ行き始めました。今日はテストの日で「不登校中の学習成果を確かめる」と言って出掛けました。前日から学生服を出して準備していましたが、本当に学校へいくとは。学校から帰ってきたら、どう声を掛ければいいでしょうか?

A:親御さんから、こんな嬉しい電話がありました。昨年5月の連休明けから不登校になり、6月に相談を受け、10ヶ月が過ぎ、ようやく学校へ行き始めるようになったのです。本当に今までの間辛抱され、息子さんが自立されるように一緒に行動されてきたご両親に敬服と感謝をいたします。私の言葉を信じていただき様々な要求を実践された結果だと思います。ご両親は子どものすべてを受け入れられ、自立を促す行動をともに行われ、信頼関係を築かれました。そのうえで私と子どもさんがゆっくりと信頼関係を築き、一緒に歩くことができたのです。勿論、子どもさんがこの不登校期間中に心の葛藤のもとに苦しみ耐えられてきたことを十分に理解されているからこそ真剣に取り組まれてきた結果だと思います。

 ある時、子どもさんに不安はありますかと聞きましたところ「他人の目が怖い」「今さら学校へ行っても学習がついていけない」などの話をしてくれたことを思い出します。このふたつの不安はほとんどの不登校の子どもさん方に共通して言えることなのです。不安と自信の無さにより自分の思うままの行動ができないのです。心の中では人並みにありたい、なりたいと強く思っているのです。この人並みとは中学生の場合はとくに他の人と学力が同等、またはそれ以上になればと思っているものなのです。学力がついてくると自然と他人の目が怖くなくなり、自信をもって行動ができるようになります。この学力をつける方法に工夫や特殊な指導が必要です。当センターでプログラムを組んでいます。

このようによい結果をもたらすためには、保護者の方と子どもさんとの両輪を同時に回していくことが大切なのです。本当に子供さんの現状をよく理解し、学校復帰を願われるのであれば、専門家の意見や方法をご両親共で理解され、プログラムに沿って行動されることだと思います。

ところで、学校に通い始めるという第一歩を踏み出した子どもさんが帰宅したら、「よう、帰ってきたね」と声を掛け、明るく迎えてください。親は心配の余り、学校でのいろいろなことを聞きたがるものです。例えば、「友だちはどうだった?」「先生はどうだった?」「ちゃんと勉強はできた?」とか。しかし、絶対に何も聞かないでください。本人が「こうだった、ああだった」と内容を言い出せば、それに頷いておけばいいのです。何も本人が話さなければ、おいしい夕食の食卓を囲んでください。このように普通の空気を作ることが大切だと思います。今後は自信がついているので学校へも継続していけるものと思います。

別窓 | 教育 | コメント:0
∧top | under∨

眠れていますか

私たちの生徒さんには、睡眠がうまくとれていない人が少なくはありません。
眠りなんて、ごくごく自然なことだと以前は思っていたのですが、
これがうまくいかなくなると、どんなに体が上手にバランスよく体と心を
眠らせていたのか、痛感します。もとに戻すのにかなり苦労しています。

かっちゃん(学院長)は一貫として、
「体を疲れさせて眠らせる」アドバイスをしています。

朝の日光を浴びながら、1時間程度歩く

セロトニンという脳内物質があります。脳をすっきり目覚めさせ、心の安定を
保つというありがたいものです。ストレスにも強い心をつくります。

このセロトニンの分泌に欠かせないものが、朝の日光とリズム運動なのです。
朝の光を浴びて歩きだすと、30分位でセロトニンの分泌が始まるそうです。
科学的にも奨励される朝のウォーキングを毎日続けるとかなり改善されてきます。

第一、「外に出る」といろんなものが視野に入ってきます。
できるだけ自然の中を歩くコースを探してみてください。
木々の緑や、花々の色、鳥の声、風を感じられると、心が思いのほか喜んでしまいます。
「外に出るのは面倒だな」と思っていた気持が、「出てきて良かったな」に変わります。

1時間歩いて帰ってくると、足の裏がじんじんします。
夜になると、心地よい疲れがでてきて自然に欠伸がでます。これはグッドなサイン。
眠りは深く、良質になり、翌朝の目覚めがすっきりします。

眠りがよくなってくると、思考もプラス思考になってきます。
睡眠と心はしっかりつながっているようです。

こんなにいいことなのに、始められない人が多い。
まず、「朝が起きれない」
睡眠がうまくいっていないと朝起きは辛いものです。
そこはちょっと妥協しましょう。朝の日光は大事な役割を担っていますが、
できるところから始めてみてはどうでしょうか。
昼間でも、夕方でもできる時間にまずやってみることを勧めます。
体が動いて、血流が良くなって、内臓も強くなって、気持が明るくなります。
歩いた疲れが夜の眠りを良質にしてくれるから、
翌朝の目覚めが徐々によくなってきます。

もうひとつ、大事な秘訣を付け加えておきます。
それは家族の誰かが付き合ってくれること。
外へ踏み出すときに、一緒にいてくれる人がいること、
何気なく目にしたものに会話してくれる人がいること、
本人はどんなに助かる思いがするかしれません。
子どもが悩んでいるのなら、家族が助けるしかないのです。
そのありがたみ、子どもはしっかり感じるはずです。

親子の会話にもいいですよ。




別窓 | 教育 | コメント:0
∧top | under∨

子どもの心の安定優先

かっちゃん(学院長)の連載記事が西日本新聞ぽしぇっと「こんな時 Q&A」(1月16日付)に掲載されました。このブログでもご紹介いたします。

Q:中学2年の男子を持つ母です。息子が昨年5月ごろから学校へ行けなくなりました。頭痛や腹痛を訴えるようになり、クラス担任や学校カウンセラーの先生にも熱心に来ていただきました。自宅を訪れる友人とは楽しく話したり、遊んだりするのですが、翌日は学校へ行けません。

A:元気なお子さんで、子どもへの無理な要求をされる両親でもなく円満な家庭のように感じました。両親とお子さんと交互に話を聞いて原因を探るうちに、学校内での出来事が浮かび上がってきました。しかし、本人は真実を言ってくれません。

 まず、お子さんの心を安定させることを優先し、「学校へ行くように」や「勉強が遅れる」「高校は」「将来は」などの言葉を使わず、子どもの今を受け入れることを両親にお願いしました。

 すると、子どもさんの顔に徐々に心の安定が表れ、親子の会話が交わされるようになりました。私とも普通の会話ができるようになったある日、お子さんに現在の不安を尋ねたところ、両親の前で「人の目」が怖いこと、「今学校へ行っても授業が分からないからついていけない」とはっきりと答えました。このように自分の考えを伝えられるのは、親子の信頼関係が結ばれてきた証しです。

 一般に大人は子どもに対し、「人の目は気にしなくていい」「君が思っているほど誰も気にしていない」と言います。しかし、本人にとっては大変大きな問題なのです。

 中学時代は不登校で保健室通いの子どもが、高校進学後、授業が理解できず、先生から指名されることに不安がよぎり、「拷問だった」と中退し、相談に来たケースがこれまで多くありました。その子たちは中学時代の基礎学力が身についていなかったのです。

 このような不登校の子どもを支援できないかと思いついたのが、自宅でできるインターネット学習です。子どもが自信を持ち、人の目が気にならないようにするには基礎学力をつけることが大変重要です。どの子も人並みになりたい、できたら人並み以上になれたらよいと思っています。

 具体的には子どもたちにインターネットで英語、数学、国語の教科を学習してもらい、週に一度センターで話をします。学習の楽しさが分かり、だんだんと自信を取り戻すと、表情も明るくなって、心も安定し、充実した日々が送れるようになったと言います。このように学習を通して自信をつけることは、自分を信じて行動できる一歩になるのではと感じています。
別窓 | 教育 | コメント:0
∧top | under∨
| 久留米のかっちゃん | NEXT